こんな人は太りやすい!ダイエットの罠

ストレスの多い人 ノルアドレナリンやコルチソルが空腹に拍車をかける

ストレスを感じると食欲が旺盛になる人がいます
俗に言う「やけ食い」です
やけ食いをすれば当然太ります
やけ食いはなぜ起こるのでしょうか?
そのしくみを説明してみます

ストレスを受けると、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されます
このホルモンは血管を収縮させて血圧を上昇させ、更に肝臓のグリコーゲンの消費を促進します
人は肝臓のグリコーゲンが無くなってくると空腹感に襲われます

グリコーゲンと空腹の関係はこちら
空腹に耐えられない人

それからもう一つあります
ストレスを受けると、コルチソルというホルモンが分泌されます
コルチソルは本来、恐怖を感じた時に分泌されるホルモンで、身体の状態を「戦闘体制」に切り替える役割を持っています
血圧を上げ神経を高ぶらせ、非常事態に備えます
コルチソルが分泌されると同様に空腹感を感じるといわれています
非常事態に備えて身体を「蓄えモード」にするためではないかと考えられています

それからウエイトトレーニングをしている人達の間では結構有名な話ですが、コルチソルは筋肉を分解してしまうと言われています
更に困ったことに、コルチソルは脳の記憶を司る「海馬」の細胞を死滅させるという研究結果も出ています

失恋したり嫌なことがあると「やけ食い」してしまうのは、これらのホルモンが分泌されるためです
ストレスを受けると、やけ食いをして太る上に筋肉が減り更に物覚えが悪くなるというのです
始末に負えませんね

一番良いのはストレスを受けないようにすることですが、なかなかそうもいきませんよね
ですからストレスを発散する手段を持つようにすることが大切ではないでしょうか
ストレスを発散するには、汗を流すことと声を出すことが最適だといわれています

それからストレスを受けると身体は、ビタミンやミネラルが不足してしまうようです
ストレス対策として次の成分を努めて摂取されることをお勧めいたします

ビタミンC
ビタミンB6
亜鉛
パントテン酸
マグネシウム





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