こんな人は太りやすい!ダイエットの罠

空腹に耐えられない人 空腹感を左右するのは血糖値

空腹に耐えられない人は太りやすい
なぜでしょう??
それにはまず「満腹」「空腹」のしくみを理解する必要があります
満腹感を感じるのはどのような状態だと思いますか?
胃の中が食べ物で一杯になった時?
それも多少はありますが、満腹や空腹を感じるのは「胃」ではなく「脳」なのです
そして、脳は血液中のブドウ糖の量(血糖値)によって満腹や空腹を感じているのです
そしてその血糖値を維持しているのは、肝臓に蓄えられたグリコーゲンという物質です
ややこしいですね(笑)

もう少し話を簡単にしましょう
空腹になるしくみはこうです
運動などによって
1.肝臓のグリコーゲンが減る
2.すると血糖値が下がる
3.そして脳が「空腹」を感じる

お腹がすけば食事をしますね
すると
1.食物中の炭水化物からグリコーゲンが合成される
2.肝臓のグリコーゲンが一杯になる
3.血糖値が上がってくる
4.そして脳は「満腹」を感じるのです

極端な言い方をすれば
血糖値が
下がる⇒空腹
上がる⇒満腹
と考えてもいいでしょう

さてさて
いよいよ本題の憎っくき我らが体脂肪についてです
脂肪は蓄積される時と燃焼される時があります
この「蓄積」と「燃焼」の切り替えには、なんと血糖値が関係してるのです(血糖値だけではありませんが)
つまり私達の身体は
血糖値が
低い⇒脂肪は燃焼
高い⇒脂肪は蓄積
というしくみになっています

言い換えると
空腹時⇒脂肪は燃焼
満腹時⇒脂肪は蓄積
ということになります

ですから、空腹の時は脂肪を燃焼させる条件が整っているといえます
空腹時に動けば、効率よく脂肪を消費することが出来るのです
ところが、ちょっと空腹になるとそれに耐え切れず間食してしまう人は、せっかくの痩せるチャンスを台無しにしているといえます
また、軽い空腹の度にちょこちょこつまみ食いをしていると、常に血糖値は高い状態になりますから、身体は常に脂肪が蓄積されやすい危険な状態になっているといえます
それから、空腹(低血糖)状態に耐えられずに間食をしてしまう人は、一日中血糖値が高くなるため「糖尿病」や「過食症」になりやすいため注意が必要です

ここでは、簡単にご理解頂くために話を簡略化しました
実際には脂肪が即座に蓄積されたりそのまま燃焼したりすることはありません
一旦「中性脂肪」に合成されて、ストックされます

ちょっと専門的な説明
中性脂肪





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